うさぎは草食動物の中でも非常に警戒心が強く飼い主になかなか心を開いてくれません。
昔から狩られる側の動物で、うまく逃げる為に進化の過程で耳が大きくなったと言われているのも納得です。
うさぎの仕草から何を欲しているかを探り対応していくことが最終的にうさぎと飼い主の信頼関係につながると思います。
懐いている時の仕草
こちらは割りと分かりやすいかと思います。
飼い主の周りをピョンピョン飛び跳ねる。
ピョンピョン跳ねる動作はご機嫌な時に行いますが
飼い主が近くにいる場合は、飼い主の周りを飛び跳ねたりします。
この動作も飼い主に対して懐いている証拠でもあります。
飼い主に対して鼻でツンツンしてくる。
「おい、遊ぼうぜ」って感じで呼ばれていますw
コチラの動作も懐いている人にしか行いません。
餌をあげる時に、手に顔を近づけてくる
餌をあげる時に、手に顔を近づけてくる場合は
撫でてアピールです。
誰に対しても行う動作ではありませんので、懐いている証拠でもあります。
リラックスしている時の仕草
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箱座りをしている。
足を伸ばして寝そべっている。
口をもごもごさせている。
毛づくろいしている。
ペットのうさぎの1日の大半がリラックスしている状態ですので
リラックスしていない状態が見受けられれば、ケージ内や周囲の環境を改善する必要があります。
あまり環境が悪いとストレスが溜まり、下痢や病気になる恐れがあります。
警戒心の強いうさぎが、箱座り、足を伸ばして寝そべるといった動作は
現在の環境が安全、安心である。といった意思表示でもあります。
不機嫌な時や警戒している時の仕草
足ダン
何かに対して、不満がある時や警戒している時に行う動作です。
テレビの音や周囲が騒がしくないでしょうか。
餌がない時にも行うしぐさです。
餌皿をひっくり返す
主に餌がないときや食べたくない餌を盛られた時に行う動作です。
音を出して、「餌よこせー」とアピールしていると思われます。
ケージをカジカジする
外に出たい時のアピールだと思われます。
しかし、この動作をしている時に外に出してはいけません。
ケージをかじる事により、外に出してもらえると学習してしまい
ケージをかじる頻度が増すと思います。
この動作の時は、何もしないのが一番だと思います。
耳をピンと立てる
耳を立ててじっとしている時は、警戒している時の仕草です。
ロップイヤーの場合は分かりづらいかもしれませんが
目がかっと見開いて、垂れ下がった耳が少しぴくっと浮きます。
うさぎの意味不明な行動
飼い主からみたら、意味不明な行動を取る時がありますが
それぞれ意味がある行動です。
ケージの床をくんくん匂いかいでいる時
これは、2パターンありまして
餌や牧草を欲しがっている。または探している時の仕草だと思われます。
もしくは、寝そべるスペースを検索していると思われます。
我が家のうさぎは、寝そべる前に床をくんくんしてからゴロンと転がります。
牧草を口に咥えて振り回す
この行動も意味不明でしたが、単純に遊んでいるだけだそうです。
懐かせる方法
なるべく名前で呼ぶ。
何度も名前で呼んでいると、呼んだだけでダッシュして向かってくるようになります。
自分のことを認識させる為に、何度も名前で呼んであげましょう。
頭を撫でる
うさぎは頭を撫でられるのが好きです。
撫でている時に目を薄めにして気持ち良さそうな顔していたら
撫でられる事に気持ちが良いと思っていることでしょう。
手から餌をあげる
警戒している状態ですと、なかなか手から食べてはくれません。
慣れていない状態でしたら、何度もトライして手からあげてみるとよいです。
嗜好性の高いおやつなどを手から上げるとよいです。
僕がおやつとして使っているのはエン麦スティックですね。
手から上げやすいですし、何より食いつきがスゴイです。
すぐに懐くと思います。