うさんぽと部屋んぽ徹底解説うさんぽコースやオススメなリード

秋になると暑さが和らいできて「うさんぽ」に行きやすい気候になってきます。
ところで、「うさんぽ」なんて響きもかわいいこの言葉はどういったことなのでしょうか。
今回はうさんぽについてお話していきます!

うさんぽとは

うさぎは基本的にはケージの中で飼っています。
一日のほとんどをゆっくりと休んでいたり、寝ているので運動もあまり必要とはしません。
ですが、やはり狭い空間だけだとストレスを感じたり、コミュニケーションが取りにくくもあります。
そこで、「部屋んぽ」とうさぎ飼いさんたちが呼んでいるのは部屋の中を自由に遊ばせることを指します。
この部屋んぽでケージの外に出て、ケージ以外の環境に慣れてもらうことで、次のステップに「うさんぽ」へ行きます。
初めてのうさんぽに行く前には部屋んぽの際に、室内でハーネスを付けてみて、脱がないかなどチェックしておくと安心です。
「うさんぽ」もしくは「外んぽ」とも呼ばれていますが、だいたいの人は外に連れ出してお散歩させることを「うさんぽ」と呼びます。
うさぎの散歩を略して「うさんぽ」と言い、犬の散歩とは少し違い、
道路を歩くというよりも、公園など広いところへ連れて行って遊ばます。
外に連れ出すことによって、気分転換になったり、コミュニティに入ったりすると他のうさぎや飼い主さんとも仲良くなれたりもします。
うさぎ好きの人と語り合ったり仲良くなれるチャンスでもあるので、飼い主さんとカイウサギとのコミュニケーションや遊ぶのもいいのですが、
他の飼い主さんとも出会えるチャンスにもなるので二度おいしいですよね!
是非、うさんぽに連れて行ってあげてください。

なぜ部屋んぽからなの?


ところで、なぜうさんぽの前に部屋んぽをさせるのか?
部屋んぽにも大事な意味はあり、ケージの外に出すことによって知らない環境に慣れてもらう必要があります。
うさぎはストレスに弱く、少しの環境の変化ですらストレスを感じ、ご飯を食べなくなる子もいます。
そうならないためにも、普段から部屋んぽをし、飼い主さんとコミュニケーションを取ったり、
知らない環境に慣れてもらうことにより移動によるストレスの緩和にも繋がるので
まずは部屋んぽから始めましょう!
ですが、部屋んぽをする前にはうさぎがケガをしない環境を作ることもとても大事です。
コードをかじってしまうと感電の恐れもあり、コードは噛まないようにカバーをつけるか噛まないように隠しましょう。
狭いところや穴の中のような薄暗い場所を好むので、隙間なども入り込まないようにブロックすることも必要です。
骨が弱く、少しの高さでも骨折する恐れがあるので、環境が整ったら飼い主さんの目の届く範囲で部屋んぽをさせてみましょう!

うさんぽはどこへ行く?

うさんぽをする場所を選ぶには公園がおすすめです。
どの地域にも必ず公園はあると思いますので、気軽にうさんぽができます。
広い公園だと芝生があるところも多く、土や草の上だと足への負担も少なくなります。
アスファルトの上も歩くことは可能ではありますが、ゴミやガラスの破片などが万が一落ちている場合には足の裏をケガしてしまう可能性も考えられるのでおすすめしません。
他にも芝生の上には除草剤などが散布されている場合もありますので、
草食動物であるうさぎが「草だ!ご飯だ!おいしそう!」と言った具合に、芝を食べないようにすることや、
草むらの中に入った際にはノミやダニや害虫がいることもあります。
うさぎに寄生や刺されてしまうと動物病院での治療も必要となりますので十分注意しましょう。

車や犬猫などの外敵の心配はないか?

うさんぽに行く際には必ず家から目的地まではキャリーケースに入れるようにしましょう。
突然暴れだして逃げ出したりしないようにするためでもあり、
周りからの危険を守るためでもあります。

車に轢かれる心配は少ないのですが、車やバイクの大きな音には「ビクッ」と反応し驚いてしまいます。
大きな音に驚いてパニックになってしまうとキャリーの中で暴れてしまいケガをしてしまう恐れがあります。

目的地についても油断はしすぎないようにしましょう。
うさぎは捕食動物です。
少し目を離した隙にカラスに襲われてしまう危険性もあります。
犬や猫からすれば遊ぶつもりでも、うさぎにとっては「捕食される!」と思うこともあるでしょう。
飼い主さんは必ずうさぎから目を離さないこと。
人間の目線の上(木の上や電線など高いところ)にカラスがいないのかなども注意して見ましょう。
先に書いた草を食べないことも含めて、目を離さないことが重要です。
突然、興奮して走り出すこともあるので飼い主さんはしっかりとついていき、リードを手放さないようにしましょう。

使用しているリードについて

使用するリードは紐のタイプとハーネスのタイプがあります。
紐のタイプの方が着けるのも簡単ですし、値段もお手軽です。
こちらが紐のタイプです。

ハーネスのタイプは値段もそれなりになりますが、うさぎが服を着ているようになるので、
とてもかわいいです。
今ではハーネスのタイプが主流となっており、ペットショップでもハーネスをよく見かけるようになりました。
体への負担もハーネスの方が少ないので、サイズが合えばハーネスをおすすめします。
洋服のようなものなので、季節によって楽しむこともできます!
うさぎ専門店にうさぎと一緒に行くと、サイズも見てくれるお店もありますので、
サイズがわからない場合には一緒に行ってかわいいものを一緒に選ぶのも楽しいです♪
うさぎのイベント(イメージとしてはうさぎのコミケです)にはオリジナルのハーネスを作成している作家さんなどもいるので
そういったイベントへ足を運び購入することも可能です。
お店にはない派手なものや、おとぎ話のようなかわいいお洋服にも出会えますよ。

私のうさんぽコース


我が家ではうさんぽには車で20分程の大きな公園へ連れていきます。
犬のお散歩をしている方もいるので、すぐには出さずに、
人があまり多くなく日陰もある場所を選びます。
土があるところだと穴掘りもできるので、掘れそうな土も探してはみますが…なかなかありません。。。
なくても遊ぶスペースがあれば十分なので、問題はありません。
ハーネスを外してうさんぽができる子もいますが、
うちの子はハーネスを外したらどこかへ行ってしまう性格をしているので
絶対に手綱は離しません!!
一通り歩いたり走ったり、くんくんして調査し終えると疲れてしまうのか、のんびりと寝転んだりします。
もしくは大福のように丸くなっています。
うさんぽをしていると、「うさぎですか!?かわいい!」と寄ってくる人もいるので
軽くアイドル気分になれます。
一通り遊んだ後はキャリーに戻してまた車で帰ります。
家に戻ると疲れたのかどてっと音を立ててしばらく寝て一日が終わります。

うさんぽをした日はうさぎが耳の中などを異常にかゆがっていないかも見てあげてくださいね。

いかがでしたでしょうか。
うさんぽはうさぎの気分転換にもなれますし、
かわいいうさぎを自慢できちゃうことでもあります!
うちの子かわいいでしょー、見てよーという人にもおすすめです。
まだうさんぽに行ったことない人も是非とも行ってみて、うさぎさんと楽しく遊んでみてください。

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