人気急上昇!ハリネズミの生態まとめ


こんにちは。

昨今、珍しい動物ブームということでハリネズミが流行っていますね。

都市部ではハリネズミカフェといって気軽に触れ合いができるスポットも登場し大変話題を呼んでいます。

今日はそんなハリネズミの生態や簡単な飼い方をご紹介します。

ハリネズミの生態

ハリネズミは、ヨーロッパ、アフリカなどに分布しています。

背中の棘は体毛が変化したものと言われ、根元が細くなっており、これによって折れても曲がるので皮膚に刺さりにくいと考えられています。

体を丸め、棘を逆立たせることで敵から身を守ります。

土を掘ってトンネル状の巣を作る種や、生息地域によっては冬季休眠をする種など、同じハリネズミの中でも種によって異なることが多いです。

ハリネズミの性格


ハリネズミはとても繊細でストレスを感じやすい動物と言われています。

環境の変化にも敏感なので飼い始めなどは注意が必要です。

夜行性のため配慮が必要です。

ハリネズミの生活リズムを崩さないように注意しましょう。

また、野生化で単独行動種なので複数を同じゲージで飼育するなどは避けた方が良いですね。

複数飼いをご希望の方は一頭ずつゲージを用意してあげてください。

特有の行動に注意

ハリネズミには「泡つけ」と呼ばれる習性があります。

これは未知の匂いを嗅ぐと舐めたり齧ったりして口の中で唾液と混ぜて背中の針に塗り込む、という行動を指します。

お迎え直後などによく見られ、慣れると落ち着くようですがいつまでも繰り返していると環境改善が必要です。

お迎えしたショップなどに相談してみましょう。

ハリネズミのカラーについて


ハリネズミの生体価格はこのカラーによって大きく左右されます。

ご希望の子をお迎えできるようによく確認しておきましょう。

ここではよくお見かけするであろうカラーをご紹介します。

スタンダード(ソルト&ペッパー)

これは名前の通り、白と黒のカラーです。

スタンダードにふさわしくよく見るカラーです。

お顔も黒いのでちょっとタヌキ顔で可愛いですよ。

シナモン

スタンダードの黒が茶色になった子です。

お顔が茶色なので黒目がとってもつぶらで可愛いです。

アプリコット

薄い茶色と白い体で鼻がピンクです。

また、赤目なので先ほどの子達に比べて「色素薄い子」のような印象を持ちます。

これ以外にも目の色と体の色の組み合わせで様々なカラーがあります。

同じカラーでもパイドなどはブチがでたり色のパターンが異なったりと本当に多岐に渡るのでじっくり検討されたい方はぜひ専門ショップに足を運んでみてください。

ハリネズミのごはん


野生化では「昆虫」「木の実や種」「キノコ」などなんでもよく食べますが、飼育下ではそうはいきません。

飼育下のハリネズミ用に開発された「ハリネズミ専用フード」を主食としてコミュニケーションの一環で「ミルワーム」「コオロギ」を与えましょう。

「ミルワーム」「コオロギ」の扱いに不安がある人はハリネズミ飼いには向いていないかもしれません・・・。

ハリネズミと暮らす上での注意


ハリネズミ飼いを目指す方にはぜひ注意してほしい点がいくつかあります。

目がよくない

ハリネズミは視覚が弱いです。

段差などは飼い主が気をつけてあげる必要があります。

高いところから落ちてしまうと怪我をしたり最悪天国に行ってしまったりと悲しいことになりますのでお部屋で遊ばせる時やゲージ内レイアウトには注意しましょう。

匂いに敏感

目がよくない分、匂いには敏感です。飼い主のことも匂いで察知します。

お部屋の芳香剤やアロマなど人工的な香りには注意しましょう。

動物を暮らす上ではどの種でも言われることですが、そういった類のものはお部屋から撤去してしまう方が無難です。

動物特有の匂いが気になる方は空気清浄機などを導入しましょう。

情報が少ない

ハリネズミはまだまだマイナーな生き物です。

飼い方や生態をまとめた書籍も多いとは言えず、インターネットに出ている情報には信ぴょう性に欠けるものもあります。

普段からよく観察し、小さな変化を見逃さないことが大切です。

また、なにかあったときに相談できる先を確保しましょう。

お迎え先のペットショップでも良いですし、ブリーダーさんから直接お譲り頂いた場合は、相談にのっていただきたいとお願いしておきましょう。

ハリネズミの病院


なにかあった時、駆け込める病院がないといけませんね。

犬猫と違ってハリネズミ専門の先生を探すのはなかなか大変でしょう。

お迎えを検討するならば、まずハリネズミに詳しい(もしくはこの手の小動物に詳しい)病院を探すことから始めてください。

犬猫専門となっている病院では「応急処置まで」だったり、「診れるけどわからないかもしれない」といったこともあります。

病院のHPで小動物が診れると書いてあっても直接電話をして「ハリネズミが診てもらえるか」確認をするなどしてくださいね。

また、種に限らずペットの医療費は高額になりがちです。

お迎え時に保険に入ることも検討が必要でしょう。

高額な入院費やお薬、場合によっては手術費用などもかかります。

健康で使わずに済むことが1番ですが、お守りの意味でも入っておくと安心です。

まとめ

いかがでしたか?

とっても可愛くてブームのハリネズミですが、一緒に暮らすとなるとそれ相応のリスクを覚悟しなくてはいけません。

ですが、ふにゃっとした表情やよちよち歩く姿は1日の疲れも吹き飛ばすほどの愛らしさです。

皆様のステキなハリネズミライフのお手伝いが出来ましたら嬉しいです☆

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