カワウソが飼いたい!生態と飼い方まとめ!


最近の小動物ブームによってカワウソと一緒に暮らしたい!とお考えになる方も多いです。

気軽に触れ合えるカフェが出来たり、動物園や水族館でも可愛い姿を見れるので今後ますます人気が高まるでしょう。

この記事では、カワウソと暮らしたい!と思った方向けにカワウソの生態と飼い方をまとめました。

以下、詳しくまとめたのでここでの説明は省きますが、結構難易度の高い動物です・・・。

では早速見ていきましょう。

カワウソの生態


原産国は中国北部〜東南アジアです。

日本でペット流通するのは「コツメカワウソ」という種類です。

爪が小さいことから「コツメ」という名前が付いており、室内飼育する上でもこの爪の小ささから怪我などがしにくいと言われています。

体長は40センチから60センチほどです。

このサイズ感は東南アジアに生息するカワウソの中で最小と言われています。

体重は3キロから6キロほどです。

体感としてはスーパーの5キロ売りのお米を抱っこした感じですね。

10年から15年くらいが平均寿命と言われています。

また、カワウソ飼育において忘れてはいけないのは匂いです。

毎日の水浴びを徹底してもほんのりとした獣臭はあります。

また、主食になるフードにも臭いがあります。

寝床も犬小屋に近い臭いがするので敏感な人には厳しいかもしれません。

こまめな掃除や空気清浄機の導入である程度の改善は見込めますが、生体と暮らす以上は覚悟が必要です。

野生下では10匹前後の群れで集団生活しており、社会性が高くてトイレも覚えます。

人懐っこい個体が多いのでスキンシップも出来ますよ。

飼育するのに必要なもの


カワウソと暮らすために必要なグッズを紹介していきます。

ここを参考にしながら、専門知識を有したショップ店員さんなどと一緒に必要なものを買い揃えましょう。

基本的には体型の近いフェレット用を流用しつつ、適宜調整といった形です。

ゲージ

カワウソは好奇心旺盛です。

人が見守れる時以外ではゲージに入れましょう。

なるべく広くて快適なゲージを用意してあげてくださいね。

フェレットゲージであれば、デザインや扉の位置などで選べば良いです。

水浴び用の容器

カワウソを飼育する上で、水浴びは必ず必要です。

子供用のプールやベビーバスなど皆さん工夫されているようですね。

ご自宅の環境に合わせて臨機応変に対応してあげましょう。

ねどこ

フェレット用のハンモックをお使いになっている方が多いです。

カワウソ用のお部屋で自由に遊ばせて、夜だけはゲージの中のハンモックへ戻る子もいます。

毛布や着ないフリースの上着なんかをあげても寝てくれそうですね。

ごはん


フェレットフード・キャットフードの他に魚や甲殻類・貝類を与えます。

野生では魚中心の肉食ですが、飼育下の個体はフェレットフードを中心として飼育していきます。

給餌量の目安は体重の15%程度と言われています。

お迎えするまでに与えられていたものや量を参考にしましょう。

フェレットフードを食べていた場合は、全く同じものを用意すると安心ですよ。

好物なども一緒に聞いておくと良いでしょう。

魚や貝類は季節によって手に入るものが変わってきます。

なるべく食べられるものの数を増やしておくと飼い主側も楽だと思います。

トイレはおぼえる?

カワウソはしつけをすればトイレもできるようになります。

食べる量が多いので、必然的に排泄物も多くなります。

専門ショップの店員さんと相談しつつ、状況に合わせて教えてみましょう。

小動物の中にはトイレ容器を交換することで、苦手だったトイレ排泄が完璧に出来るようになる子が結構います。

根気よく向き合ってみてください。

糞は水っぽいことが多いので排泄したらすぐに片付けましょう。

臭いの原因になります。

ペットシーツを使うと比較的掃除がしやすいでしょう。

糞尿を踏んでしまうことも多いので、できれば排泄のたびにお尻ふきなどで綺麗にしてあげると良いですね。

注意して欲しい事


カワウソをお部屋で遊ばせたり水浴びさせるときには、齧られたり触られたくないものは徹底的にしまいましょう。

狭い隙間も大好きで、入り込んで挟まってしまうこともあります。

人間の暮らす環境はカワウソにとって思わぬ誤飲・誤食、感電など危険がいっぱいです。

コード類は特に危険ですので見えないようにしまっておいてくださいね。

リビングダイニングなどではペットサークルを活用するのも一つの方法です。

安全が確保されている空間だけで放しましょう。

お迎えしたい時

コツメカワウソは輸入制限のある動物で、なおかつ人工繁殖が困難です。

そのため希少価値が高く、1匹60万円以上での取引がなされてます。

国内流通数も少ないため、今後も価格低下は見込めません。

都市部には希少動物を専門に扱うショップがありますので、そういうところに相談することから始めてください。

病院


カワウソを診れるという病院は多くありません。

主要都市部であればいくつか病院がヒットしますが、連れて行くには車が必要な距離であることも珍しくありません。

寿命が長いため、病院が見つからないままお迎えするのは危険です。

エキゾチックアニマルに強いと評判の病院や、ホームページなどでエキゾチックアニマルの診療ができると謳っているところに確認してみましょう。

専門ショップの店員さんに、お店の子に何かあったときにはどこの病院を頼っているのか聞くのも良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

可愛いと話題のカワウソですが、個人飼育は少し大変そうですね。

でも、飼われている方もいらっしゃいますのでまずはそういった方のブログ等々で情報を集めるのも良いでしょう。

飼育は無理でも今は触れ合いカフェで遊ぶこともできます。

ご自分のライフスタイルと照らし合わせながらお迎えを検討してくださいね。

以上、カワウソの生体と飼い方まとめでした!

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