チンチラの生態と暮らし方まとめ!癒し系アニマル!


みなさんは、「チンチラ」という動物をご存知でしょうか。

見た目はネズミそっくりですが、ちょっと大きくてとっても懐く可愛い動物です。

最近は小動物を扱うペットショップでもよく見かけるようになり、人気が高まっています。

今日は、そんな可愛いチンチラの生態と、一緒に暮らすために考えて欲しいポイントをまとめました。

それではさっそくみていきましょう!

チンチラの生態


チンチラは、げっ歯目・チンチラ科・チンチラ属に分類されます。

原産国は、ペルーやチリといった南米です。

体長は25センチから35センチほどで、オスよりメスの方が大きい傾向にあるようですね。

寿命はなんと5年から20年!最長記録は27年といわれています。

人工繁殖によってさまざまなカラーが生まれており、これによって販売価格には開きがあるようです。

お迎え前に検討したいポイントですね。

また、野生個体は絶滅の危機とも言われています。

チンチラのごはん

飼育下のチンチラは「チンチラ専用フード」・「牧草」を主食として与えましょう。

副食は与えなくても問題ありませんが飼い主とのコミュニケーションにもなりますので「少量の野菜・果物」で良いです。

食べても良い野菜の一例は「小松菜・ニンジン・キャベツ」

同じく食べても良い果物の一例は「リンゴ」です。

ただ、嗜好性の高い個体が多く、偏食になると「肥満」などを引き起こすので「食物繊維」豊富な「チンチラ専用フード」「牧草」を食べなくなってしまわないように注意が必要です。

チンチラの生活環境


小動物は種に限らずデリケートな個体が多いです。

環境の変化に左右されやすいので「チンチラ最優先」の空間を整えてあげられるかはお迎え前の大事な検討ポイントです。

適温;17〜21℃で、湿度は40%以下が望ましいです。

日本の高温多湿や、冬場の寒さと乾燥にさらされると命の危機にもなります。

夏場は25℃以上、冬場は15℃以下には絶対ならないように気を配る必要があります。

また、飼育環境は通年で安定させることも重要です。

温度湿度は常に確認できるようにしてあげましょう。

最初のうちはわからないことも多いと思いますので、お迎え先のショップで適宜アドバイスを貰うようにすると良いでしょう。

絶対必要な砂浴び

チンチラを飼育する場合は必ず「砂浴び場」を作ってあげてください。

チンチラ専用の細かい砂が売られていますのでそれを使用することも忘れずに。

チンチラは砂浴びすることで「皮膚病」を予防します。

ゲージの中に砂浴び場を設置しっぱなしにすることが不安な方は毎日時間を決めて「1時間」程度を目安に、最低でも「30分」は砂浴びさせてあげてくださいね。

砂浴びができないと自分の体から出る油分でチンチラの体毛がボサボサになってしまうこともあります。

ちなみに、砂浴びしてるチンチラはとっても可愛いですよ(笑)

部屋んぽさせられますか?


チンチラはハムスターと違ってずっとゲージの中では過ごせません。

厳密に言うと過ごせるんですが、運動量が足りず「肥満」になりやすくなります。

「肥満」は小動物にとって寿命を縮める大敵です。

砂浴び同様、毎日「1時間」程度はお部屋の中で自由に遊ばせてあげる必要があります。

ゲージ内に回し車などを取り付ければ多少の運動不足改善にはなりますが、やはり広いお部屋で遊ばせてあげたいものです。

また、お部屋で遊ばせる際にはくれぐれも「誤飲・誤食」に注意してくださいね。

また、トイレのしつけはできません。

おしっこを同じ場所でする個体もいますが、うんちはどこでもしてしまうので注意が必要です。

これは、ゲージ内のレイアウトを考えるときにも頭に入れておいて欲しい項目です。

チンチラの基本性格


チンチラは「飼い主によく慣れる」個体が多いです。

人懐っこく、甘えん坊で、飼い主大好き!にさせることもできます。

単独飼育する場合は、特にそうなる場合が多いです。

ただし、飼い主への依存が大きいということは飼い主が「忙しい」「疲れている」といった理由で構ってあげられなくなるとチンチラは大きなストレスを感じてしまいます。

神経質で繊細でもあるのでチンチラを生涯にわたって可愛がってあげられるかよく検討してください。

寿命が長い分、良いパートナーになり得ますが、不幸にしてしまう可能性があることもお忘れなく。

チンチラは夜行性

チンチラが最も活発に活動するのは「」です。

寝室に飼育環境を作ってしまうと「寝られない」なんてことにもなります。

日中は「浅い眠り」を繰り返すと言われていますので、そっとしてあげましょう。

お昼にお仕事に行っている方などは良いサイクルで生活させてあげられそうですね。

におい・鳴き声

チンチラは「におい・鳴き声」がほとんどありません。

トイレのしつけができませんが「毎日お掃除」してあげればほとんど気にならない程度です。

鳴き声も時たま小さな声で鳴く程度なので「部屋んぽ時のトイレ問題」が解決できれば集合住宅でも飼育できます。

丈夫で長生き

チンチラは大きな病気や怪我もしにくく、とても長生きです。

しっかりと飼育環境さえ整えて愛情を持って接すれば初心者でも飼育できる小動物です。

トイレのお掃除は毎日、ゲージの大掃除も月に1回行えば良い環境が保てます。

人間にとって素敵なパートナーになってくれるでしょう。

お迎えしたい時


ここまで読んで、お迎えしたい!と思ってくださった方に向けて、販路をいくつかご紹介します。

●ペットショップ

●ブリーダー のどちらかが良いでしょう。

知り合いなどから譲っていただく場合もありますが、初心者にはオススメしません。

まずは、ペットショップでのお迎えを検討する場合。

デグーやウサギなどの小動物を扱っているところなら、チンチラも入荷する場合があります。

店頭にいなくても店員さんに聞いてみると入荷の時期を教えてくれたり、問屋さん(契約ブリーダーさん)に問い合わせてくれる場合もあります。

何店舗か見て回って、お店の様子(清潔かどうか・動物の様子はどうか)などで判断すると良いでしょう。

次に、ブリーダーさんから直接お迎えを検討する場合。

インターネットで検索すると情報が出てきますのでご自宅から近くて実績のあるブリーダーさんを選びましょう。

ベビーの時期(春・秋に生まれ、そこから2ヶ月くらいで店頭に並びます)になるとペットショップでもブリーダーでも積極的に情報があがるようになるので逆算して情報収集すると良いと思いますよ。

まとめ

いかがでしたか?

美しい毛並みとよく懐くその愛らしい姿から人気上昇中のチンチラ。

「飼いやすい」か、と聞かれると太鼓判を押せる種ではありませんが、この記事でご紹介したことをしっかり頭に入れて頂ければ素敵なチンチラライフを送れますよ!

以上、チンチラの生態と暮らし方まとめでした!

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